はじめに
2019年9月から株式会社マツリカに転職しました。
日付が変わった本日、9月2日(月)が初出社となります。
この記事は転職ブログです。
目次
マツリカってどんな会社?
株式会社マツリカは「世界を祭り化する」をミッションに掲げ、
人のエネルギーで満ち溢れた世界を作りたいと思って活動しています。
主なサービスはSenses(センシーズ)という営業支援ツールの開発・運営をしています。
なんで転職したの?
転職理由は以下の2つです。
- 前職の転職理由を達成してしまい前職にいる理由がなくなった
- 新しく前職ではできない(時間がかかる・やりづらい)、やりたいことができた
前職の転職理由を達成した
これはどちらかというと前職への転職理由が良くなかったなーとは思うのですが、
前職の会社に入りたい、働きたいと思った理由を達成してしまったため、
じゃあ新しい目標(やりたいこと)のために転職するか、という感じでした。
前職には「新しい技術が勉強したい」という理由で転職活動をして入社しました。
当時はずっとWebエンジニアだったので別のことにチャレンジしてみたいと、
友人が経営に参加しているAndroidアプリ制作の会社にAndroidエンジニアとして入社しました。
前職はAndroidアプリはJavaで開発していたので自分のスキルも活かせて、
新しくAndroidアプリ開発の勉強もできると思って入社しました。
また、勉強自体はいつでもできますが、一日8時間新しいことを勉強しながら業務で経験できるのは魅力的です。
未経験ながら給与面などの待遇もほぼ変わらず転職できました。
しかし、半年ほど会社にいると組織の都合でAndroidアプリの開発として新しいことはできず、
既に経験したことを繰り返すのみの毎日になってしまいました。
もっといろいろやりたいなーと思い、組織を変えようとしてみましたが、失敗…。
結局、なんの工夫もなく優先順位の高い順にただ実装し続けるだけの毎日になってしまいました。
この時点で新しいことを勉強するという目標は前職で可能な範囲で達成できており、
これ以上の新しいことは組織的にも、それを突破する自分の実力の無さ的にも厳しい状況になっていました。
新しくやりたいことができた
そんな中、前職の組織を変えようと動いた事がずっと自分の中にあったやりたいことと結びつき、
新たにやりたいことができました。
それは「開発チームや開発組織をよりよくすること」です。
もともとITエンジニアとして「開発を通してプロダクトに関わる全員を幸せにすること」という目標を持って日々過ごしていましたが、
最近はより具体的な目標として「開発チームや開発組織をよりよくすること」に興味を持っています。
チームや組織に対してただ改善をするだけでなく、より良い部分を伸ばしたり、新たな気付きや発見をもたらしたり、
個人の生産性もチームの生産性も上げられるような関わり方をしたいと思うようになりました。
そのためにもほぼ自腹(30万円)で認定スクラムマスター(CSM)を取ったり、
チームや組織、マネジメントに関わる本を読んだり、
既にそういった活動をされている方と会ったりしていました。
前職では開発組織が現状で満足している(と自分には感じた)ため、
これが変わるのを待つには時間がかかること、
また人数が少なく1チームしか無いので様々なチームに接して勉強することができないこと、
他に誰も開発チームや開発組織に興味を持っていないことから、
転職という手段でやりたいことができる会社、やりたいことで貢献できる会社を探し始めました。
なんでマツリカにしたの?
マツリカに決めた理由は以下のふたつになります。
- ミッションに共感したから
- Co-CEOがやりたいことと自分のやりたいことがマッチしたから
ミッションに共感したから
前述したとおりマツリカは「世界を祭り化する」をミッションとしています。
「祭り」と聞くとワイワイ盛り上がる、騒ぐ、楽しむイメージがあると思いますが、
Co-CEOとの面接時に聞いてみるとニュアンスが違いました。
「人々が夢中になり、充実感や達成感に満ちた状態」という感じで説明してくれました。
対して私は個人的な目標として「楽しさを発信する」ということを掲げています。
そしてこの楽しさに関してよく言っているのが、
「楽(らく)」と「楽しい」は同じ漢字だけどまったく違うということを言っています。
みなさんも「楽」なだけだと「楽しくない」と思うことはないでしょうか?
たとえば暇疲れなんていう言葉がありますが、あれも「楽」ではあるはずです。
しかし「楽しく」は無いと思います。
他にも簡単なことばかりやっていると飽きてしまうでしょう。「楽」なのに。
私は楽しむには「楽」ではなく「誠実に楽しむ」のが大事だとおもっています。
そうすることで「楽しい」ことに夢中になって、
仕事でも趣味でもやっていることがより良くなっていく(より良くしていける)と思っています。
マツリカのミッションと私が大事にしている「誠実に楽しむ」は、
私には言葉は違えど同じ世界観だと感じました。
この点からこの「世界を祭り化する」というミッションに非常に共感しています。
Co-CEOがやりたいことと自分のやりたいこと
Co-CEOと面談をしたとき、転職理由として「開発チームや開発組織をよりよくすること」という話をしたところ、
同じことを課題として感じているという話を聞きました。
現在マツリカでは組織が拡大している最中であり、エンジニア組織も拡大しています。
しかし、開発組織の成熟度がそれに追いついていないと感じる部分があるそうです。
その点について非常に盛り上がりました。
マツリカが抱えている課題と私がやりたいことがマッチしているとわかったので、
ぜひここでチャレンジさせてもらい、貢献していきたいと思いました。
私はまだ開発チームや組織に関してなにか実績があるわけではないですが、
実績がないとできない、という「やらない理由」を作ってしまったらずっとできません。
なので不安はありますが、そんなことより必死で「今に集中」してやってみようと思っています。
転職活動
今回の転職活動は勉強会で知り合ったエンジニアの会社や、
カンファレンスやネットの記事などで露出している会社の中から興味がある会社に遊びに行く感じでした。
そのため、転職サイトやエージェントは使用していません。
それで知った会社から行きたい順に採用に臨んで、2社目のマツリカに決まった、という感じです。
転職活動は在職中にしており同時に応募すると疲労でいつものパフォーマンスが出ないと思ったので、
1社ずつ受けて結果が出るまで別の会社は受けませんでした。
面接相手がエンジニアの場合は面接後に自分に対するフィードバックを求めるようにしていました。
つまり改善点ややったほうが良いこと、勉強したほうが良いことなどを聞くようにしていました。
面接は自分の現状をアウトプットする場、他人からみた自分の現状を理解する場として活用していたように思います。
結果的に今回もリファラルで入社となりました。
自分のPodcastにゲストで出ていただいたVTRyoさんに誘って頂いたのがきっかけです。
というわけでPodcastをやると転職できるのでみんなPodcastやりましょう!(暴論)
Podcastやりたい方は「ワンストップPodcast」がオススメです!(ダイマ)
マツリカでなにやるの?
一応バックエンドエンジニアとして採用されたので、しばらくRailsをやることになりそうです。
これを書いている時点で具体的な話は聞いてないので別のことになるかもですが…w
チームや組織の方針とは別に開発チームや開発組織については様々な経験を積みたいと思っています。
観察、傾聴、自チームのイベントのファシリ、他チームのイベントの見学、課題や良いところに気付く、
役職がマネージャーじゃなくてもやれることはたくさんあると思っています。
日々、できることを見つけて経験値を貯めていきたいと思います。
あとマツリカには「Mazrica.fm」というPodcastがあります。
パーソナリティのVTRyoさんが1人でやっていて大変そうなので、
Podcasterとしてこれの配信に協力したいなーと思っています。
最後に
というわけで転職ブログでした。
実は転職自体は3回目なんです(マツリカが4社目)
1社目のSIerに入った頃は転職しようとは思わなかったなぁ。
マツリカ社員のみなさんがメチャメチャ楽しそうなので、
自分も楽しんでいろいろやっていきたいと思います!
転職記事には欲しい物リストを貼る習慣があるらしいので貼っときます!