青空な日々

ITエンジニア関連で興味あることをアウトプットして共有したいブログ

Developers Summit 2019 2日目の簡易感想

はじめに

2019年02月15日(金)にDevelopers Summit 2019の二日目に参加してきました。
もともと知人が登壇するのを見に行くのが主目的だったのと、
寝坊したうえに用事もこなしたため、午後からの参加となりました。

なお、もともと感想記事を上げるつもりがなかったのですが、
最後に聞いたセッションがアウトプットについてだったのでアウトプットしましたw

特に細かいメモを取っていなかったので、
今回は簡易版の感想記事ですー。
(いつものあのメモを期待している人はいないと思いますが…w)

Developers Summit 2019(デブサミ)の詳細はこちら。
event.shoeisha.jp

目次


感想

デブサミも複数の会場で同時にセッションが行われるため、
自分が見られるセッションに限りがあります。

今回はその中でも私がTwitterで呟いた内容をもとに感想を書きたいと思います。

エンジニアの皆さんに贈る最速キャリア戦略

資料はみつからず…。

合同会社DMM.comのCTO、松本 勇気さんのセッション。
ITエンジニア向けにキャリアをどう考えて、
具体的にどう動いていけばよいか?という内容でした。

細かい内容はメモを取っていなかったので割愛します。
その中でも自分の境遇に照らし合わせて気になったのが、
組織やチームの意思決定に参加できているかどうか、という点。

今の自分は参加したいが、組織やチームから参加を求められていない状態。
つまりそういった面では期待されておらず、
言われたことだけやっていれば良い状態になっています。

私はこれが嫌なのですが、それが改善できていない状態にいます。
セッションの内容からすれば「なぜ意思決定に参加できなかったのか?」、
「何を直せばよいのか?」ということを自問自答して改善していくという内容だったと思います。

実は自分なりに答えが出ていて、
「なぜ意思決定に参加できなかったのか?」は自分に信頼貯金が無いため。
では「何を直せばよいのか?」と言われれば、信頼貯金を作るになります。
そして今のはチームから求められているのはメンバーとしてアウトプットを出すことなので、
言われたことをなるべく早く高品質にやるとか、
日々コミュニケーションを多く行い情報発信とか、手伝いを提案するとか、
そういったことで信頼貯金を作っていくになると思っています。

が、本当にこれで正しいのかわからない自分がいて、
その方向で頑張るよりは転職したほうが良いのではないか?と思っている自分がいる感じです。
転職先でも同じことは起きるので、どうせ辞めるなら最後までやりきってから辞めたいので、
弱音を吐いてますが、もう少しメンバーとして頑張ってみようと思っています。
そこから得られるものもあると思うので。

…こんな長いのに簡易感想なんだろうかw

他、役職に対する職責の話も出ていて、
CTOに限らないけど、職責が上になればなるほど勉強する対象が増えると思いました。
というのは、技術も人も管理も集中するので。

勉強が楽しめない人、工夫できない人は向いてないんだろうなと思います。
外に出てくるCTOやVPoEの方などは忙しそうですが、楽しそうですよね。
それがまた、いいなぁと思うエンジニア像です。

上記の通りちょっとキャリアに悩んでいるところもあったので、
別の視点も入れるために聞いてみたセッションでした。

そこまでグッとカルチャーショックを受けるような内容ではなかったですが、
特に20代前半の若いエンジニアには聞いて欲しい内容だと思います。

目標設定の話などは知らないと設定しようとも思わないので…。

これをまだ知らない Web エンジニアへ贈る - 私が愛する Elixir/Erlang の楽しさと辛さ -

資料はみつからず…。

株式会社gumiのCTO、幾田さんのセッション。
Elixir(エリクサー)とErlang(アーラン)という2つの言語について、
Webエンジニア向けに解説するセッション。

文脈は忘れてしまいましたが、
シャロン・アップルという名前が出てきてビックリ。
Information Highが大好きです。

内容としてはPhoenix(おそらくフレームワークかライブラリ)とElixirでWeb開発するだけで、
Elixirの特徴である並列動作の恩恵に与れるという話(だったと思う)。

また、Elixirは関数型言語ですが、
いわゆる純粋関数型言語ではないため、そこまで学習コストは高くないそうです。

そのためElixirは、
ある程度の学習コストで、
適当に書いても、
CPUをほどよく使い切ってくれて、
そこそこ早くて、
しかも安全な言語、ということだそうです。

Elixirを勉強するのにおすすめの書籍
プラグラミングElixir、
Elixir(Erlang)入門、
Elixir School、
Phoenix GUIDES

詳しくはスライドが上がってからのほうが良さそうでした。
セットで勉強したほうが効率が良いと仰っていたので。

個人的にエリクサーという名前だけで気になっていた言語でした。
だって霊薬です。
HP、MPが完全回復する回復役です。
ファンタジー好きとしては気になってしまいます。

お話を聞いた限り、良さそうな言語であり、
関数型の言語を学ぶのにも良さそうなので、ちょっと入門してみたいなぁと思っています。
他にも学びたい言語はあるので言っているだけにならないようにしたい…。

アウトプットのススメ ~技術同人誌・LT登壇・Podcast

資料。


もともとの目的であったセッション。
詳細は以下のリンクから。

event.shoeisha.jp

7人の登壇者に寄るリレーLT形式。
テーマはアウトプットについて。

おやかたさん

おやかたさんから会場に向けてアウトプットしていますか?
という質問で始まったセッション。

アウトプットはTwitter、ブログ/Qiita、登壇、OSSPodcast、技術書のようにジャンルに分けて質問されていました。
私はOSS以外は全て手を挙げられたので、
次回(?)に向けてOSSにもコントリビュートしたいところ。

技術書典発の本が月3〜4冊ペースで商業化されているらしいのもスゴイ。

相変わらず執筆の沼に引っ張り込む良いLTでしたw
私も親方さんとの出会いがなければ執筆を始めていなかったので、
素晴らしい縁をありがとうございます!と感謝しかありません。

しかし、技術書よりPodcastの方が手が上がる人数が少ないとは驚きでした。
それだけおやかたさんの布教が実を結んでいるということなので、
非常に素晴らしいと思います。スゴイ。

Podcastも負けてられないw

ariakiさん

ariakiさんのアウトプットとインプットも合わせて、
無意識をコントロールしていきましょうという内容のLT。

こちらも素晴らしいLTで、
アウトプットのハードルを下げるかのように普段からアウトプットしているんだよということを伝えたり、
意識してやっていくことでそれがあなたを形作るという話があったり。

あなたらしさを作るという最後の言葉が非常にエモくて良いなぁと思いました。

hekitterさん

あなたのFunはなんですか?から始まるhekitterさんのエモLT。
技術書典5をキッカケにアウトプットを始め、成長してきたといった内容でした。

非常にエモくて良いLTでした。
hekitterさんは初LTから見ていたので、
誰かの越境と成長と楽しさを見られるのがたまらなく良いなぁと思っていました。

そして「楽しそうだから」やってみよう。
全てはこれに尽きると思います。

過去、何かの会話で一緒に頑張っていきましょうなんて言いましたが、
すぐにも置いていかれそうなので必死についていかないとダメそうです。
身近に楽しく頑張っている人がいるというのは非常に刺激になります。

素晴らしいLTをありがとうございました!

ちなみにhekitterさんのアウトプットの一部、
出演されたPodcastはこちらですw

7. hekitterさんとエンジニアと三国志の楽しいお話。 | aozora.fm
8. hekitterさんと楽しさしかないアイマスなどの趣味話。 | aozora.fm

長村ひろさん

SIerという井戸から外に出てきた長村ひろさんの話。
こちらもエモい。
(そしてLT後に確認したらやはり私も同じ井戸の底にいましたw)

いろいろ闇の部分もありましたが、
最近は光の部分もあるようなので一安心。

途中、身銭切ってAWSを学んだという話がありました。
身銭を切るのが良いかどうかは置いといて、
その覚悟が大事なんだと思います。
才能もスキルも運も影響あるんだろうけど、覚悟が一番大事なんだと。

私も自分に必要なスキルを学べると思ったので、
身銭を切って研修を受けに行きます。
受ければ必ず何かが変わるわけでは無いと思いますが、
それぐらいの覚悟でやっている、自然にそれを選択できるということが大事なんだと思っています。

まとめにあるとおり楽しむのが大事。
楽しめないからやらない、じゃなくて、
自分が楽しめるアウトプットを探していくのが大事なんだろうなと思います。

mochikoさん

DNSをはじめよう、AWSをはじめようでお馴染みのmochikoさん。
この2冊が技術書典で頒布されるまでのLT。

技術書典は好きにあふれているという話。
たしかにそう思います。
プログラム言語からハードウェア、Podcast、肉の話、人工知能ミニ四駆など。
その人の好きしか感じられない本ばかりでした。

そしてDNS本当初予定の40から、実際の技術書典4で400、技術書典5で2240と頒布数が増えていってます。
すごすぎる…!

落ち着いて喋りでメチャメチャ聞きやすい素晴らしいLTでした。
資料も伝えたいことだけバーンと大きめの文字で見やすい。
技術書もスゴイがLTも上手い…!

KANEさん

Podcast生やすお兄さんことKANEさんのLT。
Podcastの良さについて語っていました。

自分がPodcastが好き、やっているのもありますが、
Podcastはいいぞー。
最近は出れるPodcastがたくさんあるし、
技術以外のPodcastもたくさんあるし、
最近始める人も多いので、
気になったらやってる人にぜひ声をかけてほしいと思います。

最後の集中線は個人的にすごく面白かったですw

おやかたさんの技術書に比べると、
Podcast沼にはあまり引きずり込めてないのでがんばりましょう!KANEさん!!

えるきちさん

ラストはえるきちさん。
今日からアウトプットをはじめよう、というタイトルのLT。

他の6人の話にも触れてキレイにまとめる素晴らしいLTでした!
特に刺さったのはアウトプットをしているか、していないかの違いについて。
それはたったひとつ、シンプルな答え。

踏み出しているかどうか、だけ。

だいたいの人は何かを始めるのが難しいと感じますが、
たった一歩でいいんです。

一歩踏み出せば小さな成功を得られ、
同じような一歩は軽く踏み出せます。
そしてその成功の連鎖が2歩目、3歩目と踏み出していける正のスパイラルになると思います。

そして今日からアウトプットをはじめようということ。
変えられない過去でもなく、
不確かな未来でもない。

確実に変えられる今、一歩を踏み出すこと。

メッチャ大事だと思います!

セッション後、今日から始めるということに感化された方々が、
ブログを始めたり、
技術書の執筆に手を上げたり、
Twitterのアカウントを取ったりと、
素晴らしいアウトプットを始めていました。

この流れに登壇者一同は大興奮してその様子を眺めていました。
そんなメッチャ良い影響があった素晴らしいLTでした!

うーんエモい。

おわりに

というわけで、簡単かつ短いですが、デブサミ2019の感想でした。
短いと思いましたが、5,000文字書いてますねw

大規模ですし、雅叙園はすごいホテルですし、
様々なセッションが聞けるので良いカンファレンスだなぁと思いました!

特に勉強会に言ったこと無い人が自分の興味に合うものを探したり、
さまざまな会社のブースやセッションみて業界を知るのにも良いと思います。

主催が翔泳社さんということもあり、
本を2冊買ったのでじっくりと読みたいと思います。

というわけでスタッフ、登壇者の皆さんどうもありがとうございました!
皆さんお疲れ様でした!


最後に宣伝です!
平成の情シスおかしんさんのご厚意により、
技術書典6は委託という形で技術書の頒布ができることになりました。ありがたい!
私は「はじめる技術 つづける技術」というタイトルで、
何かを始める時、続ける時の工夫や事例などを書いたノウハウ本を出します。

おかしんさんはゼロトラストアーキテクチャについての本ということなので、
こちらもぜひよろしくお願いします!

ブース番号などの詳細は決まり次第、告知していきます。
またハッシュタグ#はじめる技つづける技術でもいろいろ呟いていきますので、よろしくお願いします!