はじめに
あと一ヶ月弱で技術書典7の当日になるため、
そろそろ宣伝を兼ねて執筆状況を公開していきます。
今回はノウハウ本ではなくプログラム関係の技術書ということで、
「入門!実践!サーバーサイドKotlin」という本を書こうと思っています。
サークル番号は【い03C】で、サークルページはこちらです。
チェックよろしくおねがいします!
目次
誰向けの本?
今回は明確に「私のようなITエンジニア向け」というペルソナを立ててみました。
"私"のようなとは、具体的に次の項目のいずれかにマッチする人をイメージしています。
- Kotlinやってみたい
- Javaを書いたことあるけどそれ以外のJVM言語をしらない
- OSSのフレームワークを使ってWebアプリを書いたことが無い
- ずっとレガシーなWeb開発環境にいた(と思っている)
- モダンな開発の勉強したいけどなにをやっていいかわからない
- 業務ではずっとWindowsだったからMacで例を出されても困る
- ○○やってます(例:Rails、Spring Boot、React…)と言いたいが、今は言えない
"私"の簡単な経歴
私は2007年からITエンジニア(SE)としてこの業界に入りました。
まず9年間ほど業務向けWebシステムを開発してきましたが、
その現場はフレームワークを使用しておらずServletで開発をしていました。
開発環境はWindowsでした。
その次の会社では2年半ほどPHPのオレオレフレームワークで開発をしてきました。
いわゆる現場で自作されたフレームワークで学習コストが高い割に、
他の会社で通用しにくいスキルとなってしまう代物です。
もちろんあくまでしにくいだけで、背景や特徴をちゃんと説明できればマイナスポイントにはならないと思います。
ここも開発環境はWindowsでした。
現職ではスマホアプリの開発をやっており、こちらも既に7年ほど運用しているレガシーなアプリとなっています。
こちらもMVVMに代表される著名なアーキテクチャを採用しておらず、
「Androidアプリの開発やってます、Javaです、レガシーです。」
としか言えない状態になっています。
せめてKotlinで書きたいとは思っているのですが…。
ここで初めてMacに触れました。
そんなレガシーな"私"向けに書きたい
そんな経歴でいまKotlinを書きたい私が、
レガシーな環境にいる人向けに本を書きたいと思って書き始めた本です。
レガシーな"私"が書き始めたので、
そもそもサーバーサイドKotlinってどうやんの?
何が嬉しいの?
どうなったらできたと言えるの?
といったことを勉強しながらアウトプットした結果をまとめている本になります。
つまり私が書き上げられれば、レガシーな"私"みたいな人でも「サーバーサイドKotlinができる本」になるわけです。
そしてずっとWindowsで開発してきた"私"でもすぐに試せるように、
WindowsとMac、両方の環境で書こうと思っています。
使用するIDEもKotlinと親和性が高いIntelliJ IDEAの他、
愛用者も多いVS Codeの2つで書き進めています。
執筆は大変ですが、選択肢を多くして間口を広げ、
より多くの人にサーバーサイドKotlinを体験してもらえればと思っています。
どんな本?
この本はサーバーサイドKotlinでWebアプリを一つ作るまでを目標に、
大きく次の3章に分かれています。
- KotlinやサーバーサイドKotlinの説明
- 開発環境の作成とHello World!による入門
- 実際に簡単なWebアプリを作る実践
説明では英語の公式サイトから読み取れる情報のほか、
デファクトスタンダートと言える開発環境、
フレームワークの説明などを行っています。
入門ではIDEのインストールから、
コンソール、ブラウザでのHello World!、
データベースアクセスまでを説明しています。
データベースはMySQLを使用する予定です。
実践ではWebアプリ作成のよくあるお題として、
掲示板を作成してみようと思います。
今回はサーバーサイドKotlinの説明なので、見た目(CSSなど)はあまりこだわらず
あくまで検索、新規登録、更新、削除のサーバーへの処理をメインに書いてみようと思っています。
(昔懐かしいみた目の掲示板になる予定)
さいごに
こちらがサークルカットです。
サークル一覧や当日はこのサークルカットを目印に【い03C】よろしくお願いします!
なお、今回は自分のサークル「aozora Project」で参加予定ですが、
サークル「脆弱性診断研究会」さんから委託をしていただきました。
こちらも併せてよろしくお願いいたします!
サークルチェックよろしくね!