青空な日々

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ワードクラウドで振り返るしがないラジオsp51a

はじめに

この記事は#しがないラジオ Advent Calendar 2019 - Adventarの19日目の記事です。

目次


ワードクラウドで振り返る

先日の#しがないラジオmeetup 4 - connpassで行われたLTの中に、
in_the_ryeさんの「しがないラジオを分析してみた(まだ道半ば)」というLTがありました。
これはしがないラジオの音声を文字起こししてそれをもとに分析してみた、という無いようなのですが、
結果としてその文字起こしを単語化したワードクラウドを生成されていました。

そのときのスライドはこちら。


そしてなんと!僕がゲスト出演したsp51aもそのワードクラウド化をしていただけたのです!感謝!
というわけでありがたくアドベントカレンダーのネタとして利用させていただきますw
そのワードクラウドはこちら。

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ちなみに元ネタとなったsp51aは以下の通りです。
先でもあとでも聞いてみると、ワードクラウドとの関連性がわかって面白いかも?w

shiganai.org


目立つ単語「関数」「学校」「会社」「移動」「予算」「案件」「専門」

パッと見で目立つのはこのあたりの単語でしょうか。
このあたりの単語はsp51aで経歴の話として、
学生~新卒でSIerに入社した話をしていたからかなぁと思います。

「学校」「会社」「専門(学校)」あたりは経歴の話から、
「関数」「移動」「予算」「案件」あたりはSIerの話っぽいですね。

「関数」

まず「関数」は僕が業務で最初に関わった案件の話です(案件も出てきてますねw)
僕が2007年~2013年くらいまでやっていたのは、C/C++で開発された大規模システムの見える化を行うシステムの開発でした。
当時のお客さんは大規模なシステム開発を行っており、常時200人以上のエンジニアが関わる大規模なC/C++でした。
このシステムは当時で30年以上、開発が続けられていました。
当然、誰も全体を把握できておらず、ドキュメントは正しいか分からず(まず大量にありすぎて存在するかがわからない)、
秘伝のタレを通り越して生ける伝説のような人に内容を聞いたり、口伝で伝えられた情報を元に開発が続いている状態でした。

さすがにマズイ!となって立ち上がったのが静的ソースコード解析による、システムの見える化でした。
当時はアメリカの商用エンジンで静的解析を行いました。
しかし、このツールのGUIが非常に見づらく(洋ゲーみたいだった)、また200人で見るにはライセンスが高すぎるということで、
解析結果をエクスポートしてDBにインポート、それをWebシステムとしてブラウザに表示するという見える化システムの開発計画が立ち上がりました。

僕はこのシステムに新卒で途中から参加したわけです。
当時は見える化の一環としてある関数が、どの関数をCallしているか?
客にどの関数から呼ばれているか?というのを解析して表示する機能の開発をしていました。
このあたりの話で関数が頻出、また他の人のエピソードではなかなか出ないので重みが増えたのかなぁと想像します。
いまだにこんなシステムを開発していた人に出会ったことはありませんw

「移動」は「異動」?

「移動」は「異動」だったのだと思います。
これはSIerを辞めたキッカケになった話だと思います。
当時、ほとんど会ったことがないようなお歴々の事業部長から、
「部署のお金がないから出ていって(超意訳)」と言われ、受託の開発現場から(ほぼ)派遣の現場に異動させられたのが辞めるキッカケでした。
結局そのあと1年間はSIerに居たのですが…w

ちなみに異動後は通勤時間が片道1時間30分、乗り換えの連絡が悪ければそれ以上かかっていたので、
そういう意味では「移動」も正しかったのかもしれませんw

個人的にグッと来た単語

以下の単語はグッと来てハッとしますねw

「ハッピー」「見積もり」「ベーシック」「フロッピー」「ファンタシースターオンライン」「ハンコ」「人月」「FF」

「ハッピー」

最初の「ハッピー」は僕が大好きな言葉のひとつである、
「プロジェクトマネジメントで重要な点はみんなをハッピーにさせること」の部分かなぁと思います。
僕はプログラミングも好きですが、この概念が好きなのでマネジメントや、チームや組織を良くすることが大好きなのです。
なぜならそれが関わるみんなをハッピーにできると信じているから。

それを実際に見せつけられ、自分もハッピーになれたのがFF14だったのです。
なのでSP51aではFF14の話をしています。
でも、形態素解析の影響かワードクラウドにはFF14じゃなくて「FF」で表示されてますねw

「見積もり」「ハンコ」「人月」

あたりはSIerでの体験談だと思います。
プロジェクトリーダーとして案件管理もしていたのですが、
そうすると予算や工数の「見積もり」、「(何)人月」という話が飛び交います。
僕も人月の神話を読みましたが、まぁ人間商売からは抜けられませんでしたね…。

「ハンコ」はしがないラジオでも話したと思いますが、
最後に居た現場はSVNにコミットするのに許可が必要な現場でした。
その許可がコミット対象のソースリストを印刷した紙に「ハンコ」をもらう儀式だったのです。

一応これには理由がありまして。
ビルドが何時間もかかるような超巨大なシステムだったので、
誰もが雑にコミットしてビルドがコケると効率が悪いわけです。
なのでコミットとビルドを管理して何が変更されていてビルドエラーの原因はどこか?
というのをトレースするための仕組みとして「ハンコ」がありました。

まぁ「ハンコ」が最適か?と言われればどうかとは思いますが…w

「ベーシック」「フロッピー」「ファンタシースターオンライン

この当たりは学生時代の話っぽいですね。
僕が最初に学んだ本格的なプログラミング言語は「ベーシック」でした。
電気系の工業高校に通っていましたが、なぜかプログラミングの授業があり、
そのお題が「ベーシック」だったのです。
これも何故かMacで「ベーシック」を書いていたのですが、
ことえりが非常に使いづらかったのを覚えていますw

「フロッピー」は同じく工業高校時代の話でしょうか。
当時、実習室に5インチのペラペラなフロッピーが何枚か置いてあったのを覚えています。
さすがに使ったことはないですが…。

最後の「ファンタシースターオンライン」は中学~専門学校時代の青春を捧げたゲームでした。
2~3,000時間以上はやっていたのではないでしょうか?
非常に楽しいゲームで、僕のオンラインゲーム体験の原点となっています。

いまでもプレイしたくなるくらい好きなのですが、
いまもサービスしている続編のPSO2がちょっと違う感じだったので、
PSUとか、PSPoとか、PSZEROとかのほうが好きでしたね。

スカイリーでFORTEというアフロのキャラでずっとヤシャを探してラグオルに降りてました。懐かしい。

その他

アジャイルサムライ」、「アジャイル」という話題も出ていますが、
スクラムというのは無いですね。
まぁこのときはまったく興味がなかったので当たり前、といえば当たり前なのですがw

同様に「Podcast」はあって、技術同人誌はありません。
技術書典の話もしたかどうか…どうだったかな?

収録は1年前の11月初頭だったと思うので、1年とはいえ全然違いますね。

ちなみにこれはsp51aのワードクラウドなので、
後編のsp51bはまた違う単語になるかと思います。

bはかなり光の話をしたので、
前向きな単語が並ぶと思いますが、どうでしょうかw

sp51bはこちらです。

shiganai.org


さいごに

しがないラジオアドベントカレンダーの記事でしたが、
in_the_ryeさんの素晴らしいネタ提供がありました。

おかげですんなり書き始めて、懐かしく楽しく文章化することができました。
非常に感謝しております!

久しぶりに原点を思い出す、ふりかえる良い機会を得られました。
自分がアウトプットや会社外の世界を知ったのはしがないラジオだったので、
次は自分がそういう立場に成れているといいなぁと思うばかりです。
また「しがなく」いろいろとやっていきます。

しがないラジオはいいぞ!