青空な日々

ITエンジニア関連で興味あることをアウトプットして共有したいブログ

【ふりかえり】#技術書典 18にサークル参加した感想【頒布数や収支など】

はじめに

先日2025/05/31〜2025/06/15で技術書典18が開催されました。 この記事はその感想記事です。

6/1のオフライン開催についてはPodcastでも感想を喋っているので、よければぜひ聞いてみてください!

fortegp05.github.io

頒布数や収支

おそらくこういう感想記事を見るのはサークル主さんが多いと思うので、最初に掲載しておきます。

前提

  • 印刷所
    • ねこのしっぽ
  • 印刷部数
    • 30部(+予備で1部) = 31部
  • ページ数
    • 44ページ(表紙込み)
  • 印刷費用
    • 13,280円
  • 頒布単価
    • 600円(現金では500円)

頒布数

2025/6/16夜現在

オフライン会場 物理(紙の)本

新既種別 タイトル 頒布数
新刊 MicronautでgRPCに入門!実践!サーバーサイドKotlin 16
既刊 Micronautで入門!実践!サーバーサイドKotlin 16
--- 合計 32

オフライン会場 電子

新既種別 タイトル 頒布数
新刊 MicronautでgRPCに入門!実践!サーバーサイドKotlin 0
新刊 超入門!サーバーサイドKotlin 28
既刊 アンチパターンから学ぶコミュニケーション 5
既刊 ITエンジニアとして生きる技術 5
既刊 まいにち続ける技術 2
既刊 入門!実践!Kotlin Compose Multiplatformでデスクトップアプリ開発! 2
既刊 入門!実践!サーバーサイドKotlin 1
--- 合計 43

オンラインマーケット(紙 + 電子)

新既種別 タイトル 頒布数
新刊 MicronautでgRPCに入門!実践!サーバーサイドKotlin 3
既刊 Micronautで入門!実践!サーバーサイドKotlin 1
--- 合計 4

オンラインマーケット(電子のみ)

新既種別 タイトル 頒布数
新刊 MicronautでgRPCに入門!実践!サーバーサイドKotlin 3
新刊 超入門!サーバーサイドKotlin 133
既刊 Micronautで入門!実践!サーバーサイドKotlin 2
既刊 アンチパターンから学ぶコミュニケーション 3
既刊 ITエンジニアとして生きる技術 4
既刊 いろいろ実践!サーバーサイドKotlin Vol.1 2
既刊 まいにち続ける技術 1
--- 合計 148

オフライン会場での時間帯別(かんたん後払い決済のみ)

現金決済はメモしてないので、かんたん後払いの履歴から掲載

時間帯 MicronautでgRPC 超入門
11:00~12:00 5 7
12:00~13:00 2 5
13:00~14:00 3 8
14:00~15:00 6 5
15:00~16:00 0 0
16:00~17:00 3 3
合計 17 28

15時台は会場回りのためサークルブース不在

収支まとめ

印刷費が13,280円なので新刊のみだと赤字でしたが、既刊を含めるとプラスになりました。

  • 新刊のみ
    • 600円 * 0.8(手数料2割) * 19(頒布数) + 500円(現金頒布) = 11,060円
  • 新刊 + 既刊
    • 32,660円

考察と反省

まず印刷数を決めるときに在庫のことしか考えておらず、収支について考えていなかったのはミスでした。
また結果として8冊は在庫になったので、もう10冊は余計に刷ってもよかったかなと思います。

既刊が多く出ているのは本当にありがたいです。
特に在庫になっていたMiacronaut入門の在庫がなくなったのが嬉しいですね。

他のサークルさんの観察結果ですが、チームに関する本や生成AIに関する本はよく頒布できていそうですし、弊サークルもKotlin系よりソフトスキルの本の方が多いです。
次回は開発チームに関する本を書きたいので、こちらは100部くらい刷ってもいいかもしれません。

逆にKotlin系で50部刷ることはもうないかもしれません。。

もっとKotlinを布教していかないと、ですね。

無料電子版について

今回は初めて無料の電子版を頒布しました。

これはサーバーサイドKotlinを宣伝する目的で作成した技術同人誌であり、よくわからない技術を買うのはな・・・という人でも無料なら手に取りやすいですし、知っていただいた5%でも新刊を手に取っていただければ御の字です。

とはいえ、無料電子版から有料の同人誌をお求めいただいたかはわからないので、効果があったかはわからないですが。。

それでもこんな弱小サークルで、サーバーサイドKotlinというマイナーなジャンルで、コロナ禍後の2025年に150部も頒布できたのは大きな効果ありと言わざるを得ません。

他にいくつか無料で頒布したいネタがあるので、こういう形は継続していきたいと思っています。

ふりかえり

今回の技術書典18で得られたふりかえりです。次回の19や他のイベントでも活かしていきたいですね。

既刊だけじゃなくて、立ち読み歓迎がわかるようにする

今回のサークルブースはこのような設営でしたが、既刊を置いた棚には「既刊」と表示していました。

ですが、

立ち読みOKとは書いていなかったので、既刊と2個表示するくらいならもう一つは立ち読み歓迎でもよかったかなと思います。

棚の組み立てに時間がかかる

先ほどの既刊はダンボール製の組み立て棚に並べていました。

この棚の組み立てに意外と時間がかかってしまい、10:40の入退出禁止の時間ギリギリになってしまったのは反省です。

とはいえ、対策としては棚の組み立て練習をして速度を上げるか、既刊を減らして棚を一つにするくらいしかないのですが・・・。

組み立てた状態で持ち込むのも可能なら検討したいですが・・・無理かなw

新刊を端っこ置かない(隣のサークルと被るの)で中央に置く

今回のサークルブース設営は中央を空けてブースに向かって左側に新刊、右側に既刊を置いていました。

これは特に意味はなくて当日の朝になんとなくそうしただけだったのですが、ブースの端に新刊を置くより正面におくべきだったなと思います。

だいたい一般参加の皆さんは新刊をチラッとは見るので、その時に隣のブースとぶつかってしまうのはいただけません。

その意味では、正面に新刊、ちょっとずらして既刊を置き、一般参加者とのやり取りは立って行えば良かったなと思います。

PDFファイル名は日本語で良いかも

今回、戦利品で他のサークルさんのPDFをダウンロードしましたが、日本語のファイル名の方もいて、別に英語にする必要はないよなと思いました。

私の本だと英語で書くか、sskm1(サーバーサイドKotlin Micronaut1の頭文字)とかにしてしまっており、シンプルわかりづらいなと反省しました。

次回から入稿用のPDFファイルは日本語で本のタイトルにしようと思います。

気になったこと

他に気になったこととしてオンラインマーケットのogイメージについて、濁点と半濁点が独立(「が」ではなく「か゛」になっている)してしまっているのが気になりました。

これは何が原因なのかわからず、発生している人としていない人がいる、また未確認ですが過去は発生していたが今は直っている人もいたようなので気になりました。

幸い(?)私は再現していなかったのですが、発生している人で気になる人は気になると思うので。。

次回は再現しないことを祈ります。

さいごに

感想ブログ、だいぶ時間がかかってしまいました。

とはいえ収支を書く都合上、オンラインマーケットが終わってからの予定だったので半月程度なのですが、せめて1週間以内には出したかったなという感じです。

次回の技術書典19も参加する予定なので、別のイベントも含めてまたどこかでお会いできたら嬉しいですね。

宣伝

ちょっと宣伝をば。

技術書典18の新刊

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Podcast「aozora.fm」

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