はじめに
この記事は「技術同人誌 Advent Calendar 2019」の16日目の記事です。
自分が技術同人誌を書き始めてちょうど1年経ったので、
Fun Done Learnでふりかえりをしてみようと思います。
目次
これまで関わった技術同人誌
単著
- はじめる技術 つづける技術(電子)
合同誌
合同誌は量が多いのでこちらから。
Fun・Done・Learnでのふりかえり
Fun
- 自分の本が売れた!
- 感想をもらう、感想ブログを書いてもらう
- 技術同人誌コミュニティが最高に楽しい
- 一番大好きなゲームに関わっている人と知り合いになれた
- 自分の本を読んで最後まで手を動かしてくれた人がいた
- 本だ…マジで本になってる…!
- 戦利品に自分の本が…。
Fun・Done
- アドベントカレンダー書いた(書いてる)
- 売り子で参加
Done
- 技術同人誌(単著・合同誌)を書いた!
- 委託させてもらった
- ノウハウ本を書いた
- プログラム関係の本を書いた
- Podcastでサークル読み上げを何度かやった
Done・Learn
- サークル主で参加した
- 合同誌制作の企画・作成に参加した
Learn
- Re:viewを使って本を書いた
- 宣伝の重要さ
- ShadowBanの怖さ
- そんなに本は読めない(でも買っちゃう…)
Learn・Fun
- 初めて会う人の委託を受けた
- 技術同人誌を読むのが面白い
Fun・Done・Learn
- 商業誌版のリリース!
- (結果的に)リファラルされた/した人はどっちも技術同人誌の繋がりでもあった
個々の内容について少し深堀り
Fun 自分の本が売れた!
結果的に物理本は累計で300弱くらいは出ていると思います。
電子を入れたら400超えているかもしれません。
本当にありがたい限りです。
決して安い値段ではない(特にサーバーサイドKotlin本)のに、感謝しかありません。
だって、自分が書いた本にお金を出してくれるんだぜ…?
1冊2,000円の本とか、HGUCならそこそこのキットが、MGでも買えるキットがある値段…。
SIMPLE1500シリーズも買えてしまう…。
もはや当たり前になっているけど、改めて考えると本当に嬉しい。
ありがとうございます!
Fun 本だ…マジで本になってる…!
当日、会場に印刷依頼した本を配送してもらうと、
自分のサークルブースで初めて原稿から紙の本になったものと対面するんです。
あの瞬間は本当に得も言われぬ感覚があります。
本だ…本になってる!
— FORTE@aozorafm (@FORTEgp05) 2019年9月22日
(5ヶ月ぶり2回目)
出来上がった本を見るこの瞬間は著者の醍醐味のひとつだなぁ。#技術書典 #技術書典7 #入門実践サーバーサイドKotlin pic.twitter.com/hN8TOMfsMu
Fun 一番大好きなゲームに関わっている人と知り合いになれた
自分が本を書いてなかったら、お礼を言う機会はありませんでした。
これもメッチャ嬉しかったなぁ。
なにより今でもその人の本が大好きなので、毎回新刊を楽しみにしている。
Done Podcastでサークル読み上げを何度かやった
技術書典7はサークル数が600以上あったので、めちゃくちゃ大変だった…。
8時間以上は収録していたので、
毎日のように顎が痛い思いしていましたw
技術書典8はどうするかなぁ。
サークル名だけにして、気になるサークルさんだけ頒布物を読むか。
うーん。
Learn 宣伝の重要さ
技術書典7の直前は一つ前の「Podcastでサークル読み上げを何度かやった」に気を取られていて、
自分のサークルの宣伝のまったく出来ていませんでした。
すると、それまでそこそこの勢いで伸びていたサークルチェック数の伸びが悪くなっていきました。
逆に毎日宣伝しているサークルさんはそのまま伸びていったので、
宣伝は重要だなぁと痛感した、学びとなった出来事でした。
次回はちゃんと宣伝するぞ。
(と言いつつ技書博2ではほぼしていませんでしたが…w)
Learn・Fun 初めて会う人の委託を受けた
技術書典7ではTwitterで委託を募集したところ、
サークル「脆弱性診断研究会」のnilfigoさんの委託を受ける事ができました。
初めてお会いする方でお互いにドキドキしながらだったと思います。
蓋を開けてみれば過去の技術書典にも参加されているベテランさんだったので、
逆に学ぶこともあれば、こちらからお伝えできることもあったので非常に気づき・学びが多い参加となりました。
たとえば、新刊を高く積んでおくことで会場時のラッシュに対応しやすい、などは学びでした。
このとき積んだ本の上に見本誌を置くことで、
通路側においた値札などを倒さなくて済むようになるのは気づきともなりました。
(直近の技書博2でもこれをやってました)
売り子確保としても、落選救済としても、他のサークルさんの委託を受け付けるのは非常に良いなぁと感じました。
他にも気づき・学びがあると思うので、技術書典8でも委託を受ける(もしくは自分が委託されてもらう)つもりです。
Fun・Done・Learn 商業誌版のリリース!
目的としていたわけではないですが、
株式会社インプレスR&D様から商業誌版を発行することが出来ました。
こんな感じでプレスリリースが出ています。
が、思いっきり本名が出ているのでTwitterでは宣伝していませんw
(知人にはバレてもいいのですが不特定多数はイヤ…w)
ここまでブログ読む人はわきまえていると思うのでリンクを書いてますw
商業誌版のリリースというのは非常に嬉しいですし、
出版するという流れに携われたのは非常に学びが多い出来事でした。
別にハンドルネームでも出せることがわかったので、次回出すときはハンドルネームで出しますw
ふりかえりのまとめ
別にバランス良く Fun・Done・Learnを出さなければならないわけではないですが、
並べてみるとLearnが少なめですね。
もっと学びは多かったと思いますが、
体験的に楽しさ先導だったのだと思います。
実際、今もとっても楽しいです!
あと宣伝は大事というのと、
いままでは楽しんでやってきた(これた)けどもっと楽しむにはどうしたらいいだろうか?
ということは考えていきたい思います。
具体的には同じ本を書くより違う本を書くほうが楽しそうなので、
ソフトスキル、チームについての本を書きます。
これはすごい自分としても学びが多そう。
まずはサーバーサイドKotlinを完結させるのが先ですが…w
(まだまだ書きたいことがたくさんある)
最後に
技術同人誌を書き始めてのふりかえりをしてみましたが、
以外と楽しい思い出しか出てきませんでした。
サーバーサイドKotlin本、けっこう苦労したんですがw
これからも書いていきますし、
楽しそうな合同誌にも参加していきたいです。
技術同人誌はいいぞ!