青空な日々

ITエンジニア関連で興味あることをアウトプットして共有したいブログ

「はじめる技術 つづける技術」の執筆について

はじめに

技術書典6で新刊「はじめる技術 つづける技術」を、
【え18】サークル「おからぼ」さんに委託をお願いして頒布します!
何かを始める、何かを続けるためのノウハウ本です!

この記事は「はじめる技術 つづける技術」の執筆について書きます。
本の詳細は以下より。

techbookfest.org


fortegp05.hatenablog.com



執筆について

振り返ってみると2018年1月7日(月)に執筆環境のフォルダを作成していました。
入稿したのが2018年3月30日(土)なので、執筆期間は3ヶ月弱ほどでした。

執筆の様子を振り返ってみようかと思います。


ネタ出しについて

最初にネタだしを始めました。
いきなり先頭から本を書き始めると、最も伝えたいことが抜け落ちる可能性があります。
そのため、まずは単語やセンテンスレベルで伝えたいことを洗い出し始めました。

完全にメモ書きなのですが、以下のような感じです。

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この作業はDropBox Paperを使用して通勤時間などの移動中にやっていました。
頭の中で書きたいことを妄想イメージして、
「それって伝えたいことはコレだよなー」とか、
「あーこれも書いたら良さそう」みたいなものをメモしていきました。

DropBox Paperを4Gで使うとパケ死するので、
オフラインのメモとかで書いた後でWifi接続時に同期すればよかったなぁと思いました。


執筆環境について

執筆環境はDropBox Paper、iPhoneのメモアプリ、Re:VIEWを使用しました。
初稿まではほぼDropBox Paper、iPhoneのメモアプリで移動中に書き続け、
Re:VIEWに移してからはRe:VIEWで書いてます。

docker + Re:VIEWのバージョンは2.0(config.yml準拠)です。

もともとはおやかたさんのワンストップ見積もり本に参加したときの環境です。
ワンストップ見積もりに参加した時は締め切りまであまり時間がなくて、
バタバタしていたのであまり深く考えずに環境を作ってしまいました。

今回はその環境をそのまま使用してしまいましたが、
いま思えば以下の理由から、Re:VIEW3.0にバージョンアップしておくべきだったと思います。

  • オプションが増えて入稿用のPDFファイル準備が楽になっている
  • ノンブルがいれやすくなっている

うろ覚えですが、vvakameさんのリポジトリを利用させて頂いていたと思います。

組版とセルフレビュー

2019年2月21日くらいに初稿を書き上げたので、Re:VIEWにコピペして組版を始めました。
組版というのは文章や挿絵、改ページの位置やコラムの位置などの配置をしていきます。

ここで見やすさが変わってきますが、
本のサイズや余白によって結果が変わってきます。
ですので、一緒に設定する必要があります。

ざっと組版がおわったらセルフレビューをしました。

上から読んでいって気になったとこを直したあと、
たまたま読んでいた技術書(リーダブルコードだったはず)が非常に読みやすかったので、
他の技術書を参考にして読みやすいようにレイアウトを変更しました。

具体的には、読みやすい分量で段落をまとめるような組版を行いました。

執筆のまとめ

執筆自体はスムーズに進んだと思います。

執筆している途中でサークル落選の連絡を受けたので一瞬モチベが下がりましたが、
落ちても完成させる覚悟をしていたことと、
すぐに委託先が見つかったことで持ち直しました。

初稿まではすんなりと書きあがりましたが、
このあとのレビューは執筆に比べるとかなり悩みました。

レビューについては量が多くなりそうなので、次の記事で。

反省

  • スマホでDropBoxPaper(常に同期しつづけるアプリ)を使いつづけると通信量がヤバイ
    オフラインのメモアプリで書いてwifiがあるときにデータ同期した方が良い。
    (リアルタイムにサーバーに同期される必要ないので)
  • 宣伝は #技術書典 を入れるべきだった
    執筆の途中から宣伝を兼ねて進捗状況をツイートし始めました。
    しかし、そのツイートに#技術書典を入れてなかったので、最初から入れておくべきでした。
  • バックアップは大事
    最初からGitHubリポジトリを作っておけばよかったのですが、
    公開状態にしたくなかったのでローカルだけでやっていました。
    ITエンジニアとしてはアンチパターンすぎますね…。
    よくよく考えれば執筆開始時点でGitHubのプライベートリポジトリが作れたので、
    それを利用すればよかったですね。

おわりに

ご興味ある方は、ぜひチェックをお願いします!

techbookfest.org


この表紙を目印に池袋でお会いしましょう!

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